愛犬のチロルが亡くなってから、私は深い悲しみに包まれました。13年間、一緒に過ごしたチロルは私にとってかけがえのない存在でした。そして、犬小屋を撤去する時、紙キレが出てきたのです。そこには、私が実家に電話で話しかけるたびに、喜びを示していた尻尾の形をしているのです。私はその信じられない事態に涙が止まりませんでした。私が東京に出てから、チロルは私に会いに来る事が出来ず、やはり元気をなくしてしまったのでしょう。今でも、チロルがいてくれる実家に帰りたいと思うのです。